日々の事
by de_hond
カテゴリ:映画( 5 )
オランダに住む前の気持ちに戻らしてくれる映画
2006年、最後にしようと決めていた芸大受験に見事に落っこち
「落ちたら計画」
として企んでいた、半年間のヨーロッパ放浪&サラエボアートプロジェクトへの参加の盛り上げ役として、映画『かもめ食堂』を一人で観に行った。
私の旅の訪問予定先であったフィンランドで、食堂をひらいた日本人のお話。

まだまだとっても外国かぶれしていた私だったので、映画の人生的な内容よりも、フィンランドの素敵な生活スタイルの方にばかり目がとらわれていたかもしれない。それでも、すっごくほっこり観た覚えがある。もしかしたら感涙していたかもしれない。

そして2006年、結局7カ月強の旅をした。7か月も旅していたのに、一人だった時間は思いの他少なかった気がする。未だにプ―タラリンの頭をしているが、あの頃は悪い意味でも良い意味でも最高にプ―タラリンだった気がする。その旅が終り、結局6カ月日本でバイトした後、オランダに住み始めた。そんな事、旅前には、とても予想外だったと思う。

そして3年も経ってしまった今、もうオランダの美大が卒業目前だ。


わお


今夜、かもめ食堂をもう一度見直してみた。4年ぶりだ。
部屋で見たせいか、心がなんだかどうにもこうにも晴れないというか、落ち着かない時だったせいか、声を出して大笑いできる場面がいっぱいあった。そして、台詞の一言一言がとても心にしみ込んで響いた。

変化しないものなんてない

今の状態が変わっていくことは不安だけれども

もっと楽しく、よくなっていくはず。たぶん。

私は何におびえて、何から逃げたいのか。

たぶん、こんな今の自分の気持ちから逃げたいのだ。

ということは変わればいいのだ。

変わっていくことを恐れている自分から離れるには

変わっていくのがよいのだろう


日本を離れた事で、日本の知り合いと連絡が遠くなった。
それは仕方がないことだけれども、その分その人たちと連絡をたくさん取り合っていた頃には
知り合いでなかった人々と連絡を取る間になった。

今週、卒業展を終え、
夏、少し旅をしながら日本へ行く。

日本で迎える夏の終わりは、どんなものになるのだろうか。
どんなものにしたいのだろうか。

今週のことは不安だけれども
take it easy be happy
it's gonna be all right
Don't worry
だー

今が大事
先も大事
過去も大事

すべて大事
だから
すべて気軽に

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コピ・ルアック
と唱えてコーヒーを淹れてもらえる私は
なんて幸せ者なのだろうか

変わってほしくないもののためにも
変わることが時には必要なのだろう
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by de_hond | 2010-06-14 09:32 | 映画
Ponyo on the cliff by the sea
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今夜はルームメイトとその彼氏とお兄ちゃんと「崖の上のポニョ」を観に行った。
私は、この映画を観るの3回目。

初めては、去年の夏予備校時代からの友達のえーちゃんと、
2回目は、2週間ぐらい前にスペインでジギーのパソコンで。

3回目が一番よかった。3回見てすごくよかった。3回目をオランダの映画館で見て、すごく良かった。
おねーちゃんが4回映画館へ去年の夏観に行ってたことがようやく理解できた。

いっぱーい思った事があったので、まとまらないだろうけど、ぽつぽつメモっておきたい。

まず、この映画をネットやダウンロードで観て、どうこう感想を言う人がいるならば、そんなのはブーシット以下だと思う。やっぱり映画館の大きなスクリーンと良い音環境で観ないと、本当の美しさ、素晴らしさが伝わらないと思うし、勿体ない。

人が描いた絵が、あんなにも本当っぽい世界観を創りだせることが素晴らしい。
風も、水の冷たさも、食べ物も、気持ちも。
実写の映画より、リアルな世界観。観る者が、その世界の感覚を触れる感じ。

単純に思えるストーリーは、単純だからこそ、洗練して創られているのだ。ああいうちょっとした事の連続を繋げて、なんでもないことをなんでも無いように自然に魅せれる。ただ者ではないな〜といつもよりバチバチ感じた。今までのジブリ映画はストーリーや憧れる感じの世界、感動。のようなものが70%ぐらい占めて良さをはっきしてきていたと思う。けれどポニョの場合、映画の中の気持ちの表れ方はいたってみんな子供っぽい。わかりやすい。しかし、その中にも子供には理解不能な感情も隠れているが、子供の視点で創られているこの映画は、全てにおいての形式を子供がみている世界の様に取り払い、大人が捉える「母」という定義。「父」という定義。こういうものは、こうでなければいけない、という変な常識が自然に存在しない世界。この映画を観る大人は、勝手にその形式を彼らの視線の中で作り上げているのだが、この映画自体には、そういう勝手な常識的形式は全く無いのである。それはまるで、この世の中の姿なのである。この世自体は、ふわふわとアメージングな出来事や物事がいっぱい溢れかえっている。そこの生きる一人一人の頭の中で、難しい賢そうな偽物の知識がつまらない世界を創っている。そして東京にはそういう人がいっぱいいて、それが大人で魅力的だと思っているのだ。だから私はこの映画をつまらなかったという人は嫌いだと思う。たぶん日本人はいっぱいいると思う。オランダ人、特に私のルームメイトは周りを少しは気にしながらも、最初から「きゃっきゃきゃ」と大笑いしながらこの映画を観ていた。少し寂しいシーンになったら、私に「悲しいね」と話しかけ、愛が溢れるシーンになったら、彼氏とチュチュチュとポニョのようにキスしていた。

この映画は大人がもっている規則や常識など、一見必要で便利な考えかたから飛び抜け、まるでおもいっきり海に飛び込んだら、今まで頭に詰め込んだ知識が一気に泡ぶくになって消えてしまった様な状態になれる、病んだ日本人に再起の機会を与えてくれてる存在だと感じた。

有難う、駿っち!!!!
私も彼の様なスタンスのクリエーターになりたい。
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by de_hond | 2009-07-31 07:24 | 映画
嫌われ松子の一生
人生とは死んで始まることもあるのだろうか。
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by de_hond | 2008-12-29 08:24 | 映画
1984


現在日本語で「1984」著者:ジョージ・オーウェル、という本を読んでいる。ちょうど真ん中あたりまできた。しまった事に、この本を読み終わる前に、この本を原作とした映画を見てしまった。イメージ、特に映像とは本当に強いもので、いっきに自身で創り上げていたお話の中の世界観が、この映画によって染められてしまった。一度染められると、抜け出すのは中々難しいというか無理だ。主人公の顔や住んでいる部屋、このお話独自のテレスクリーンという人々を監視するマシーンのビジュアルが、ほぼ完璧に頭の中にイメージとして植え付けられてしまった。これは本を読むわくわくかんを半減以上減らすので、これから興味がわいて「1984」を知りたいと思う人は、本を先に読み終えてから映画をみることをお勧めする。

なぜ、この本を日本から取り寄せて読んでいるかというと、学校の課題だからという単純な理由。そして、毎週火曜の授業でこのお話について皆で討論するのだ。先週時間を間違えて、ミスってしまった私は、明日が初めての参加になるので、ここに思ったことをツラツラ書く。

*ねたばれあり

まずあらすじ。
時は1984年、世界は三つの地域(国)に分散され存在する。その中の一つの地域の世界のお話。主人公ウィンストンは、その自分の住む世界の状況に、疑問をいだきつつ生きている。しかし、そんな事一言でも口にしたら、というか顔にでも出したら、思想警察に捕まってしまうので、周りの人と同じように生きている。テレスクリーンから常にビックブラザーがみつめている。国にとってマイナスな歴史、出来事はすべてぬりかえられ、2+2=4と知っていても、答えが5にだってなることを認識しなければならない。

戦争は平和である。
自由は屈従である。
無知は力である。

この三つがスローガンであり、よって国は常に残りの2つの地域と戦争状態にある。そして、文学や日記をつける自由もなく、新語法といったシステムで、言葉を出来る限りシンプル使用させるために辞書をつくり、多様な表現・思想は犯罪となる。
それとは裏腹に、人間の欲望=人間らしさが残るウィンストンは秘密で日記をつけたり、さらには愛人までつくる。しかし、それが発端となり思想警察に捕まり、厳しい拷問をうける。思想警察は、思想犯を決して殺したりはしない。殺す前に、まず犯人の考え方を洗脳し、自分たちと同じにするまでは、拷問:マインドコントロールをつづける。それにより、全ての犯罪者は、国の考えに従い死んだ事になり、後に彼らの反逆の勇士をあこがれる者をでてこなくする。映画の最後にはウィンストンもその愛人で思想犯でもあるジュリア共々、完全にプロパガンダの世の中に溶け込み、真の自分自身をなくしてしまう。しかし最後にウィンストンが「I love you」というのは、ビッグブラザーに対してなのか、ジュリアに対してなのか、映画をみている人自身の思想で考えてねという感じで終わる。

映画をみていて思ったこと:
ソ連、北朝鮮、昔の日本、ヒットラー、象徴物のパワーと恐ろしさ、メディア、テロリスト、ブッシュ、小泉、中国、北朝鮮、金正日、オウム真理教、アート

感想ツラツラ:
私はよく洗脳されるタイプの人間だと自分の事を思う。相手がすごいパワーと説得力のある偏った意見を強く私に語ってきたら、よっぽど自分が捕われている考えている題材でなければ、その人の意見が頭を埋め尽くすであろう。
人間が社会を作ったのに、人間は社会の中で生かされている。そしてどこかの人間が社会をさらに作って行く。人間に生まれた限り、社会と関係せず生きて行くのは不可能なことなのだろう。
この映画のような世界に住みたくない、と思った理由は人間の欲求が満たされず、思想の自由が無い事が大きな理由であろう。思想どころか、行動もほぼすべて規制されているので、生きているという事実は無いに等しい。
現在でも中国では、インターネットの抑制があるし、日本でも学校のなどのルールはまるでプロパガンダに近い物が多々ある気がする。それに比べ、私の住むオランダを中心にここらのヨーロッパの情報は溢れかえり、ある意味危険である。この映画で文学や色んな思想を抑制させられるのには、それ自体にとても強い力があるからこそであり、私がアーティストとして一見、無意味無力にみえる私の行動にもパワーが潜んでいる希望を感じた。

戦争は平和である。という言葉に私は反対しないかもしれない。平和とは何か。戦争がないこと?なにごともなく、平穏なこと?戦争がこの世になかったら、平和という意識はうまれない。戦争あってこその平和なのである。そんなんだったら平和なんていらない。
平和=おだやか=のどか=気にかけないさま、のんき
平和=おだやか=穏当=すなおでおとなしいさま

前の日記で名前のことを書いたが、まさに名前はシンボルで格好を良くみせる。
ヒットラーも卍というロゴマークを作り、ポーズを決め、すべてを象徴的にし、一目をひいた。毎日見る、アイドルや芸能人に親近感がわく。スーパーで見かける有名ブランドの食べ物には自然と信頼性がある。

政治とかプロパガンダとか難しいと思っていたが、根本は単純なことなのかもしれない。
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by de_hond | 2008-11-25 11:01 | 映画
最近見たニッポン映画
BoyfriendのZiggyが、大学の卒業論文?のよテーマに「日本の暴力映画と文化」という変なテーマを選んだ。そこでこの夏は、毎日のように日本の暴力映画を見る。感覚がおかしくなりそう。でも、かなり昔の映画にも、なんだかモダンな暴力映画、というかピンク映画があったことを実際に見て知り、ちょっと驚いた。しかも、外国人にまた人気がある。でも、字幕を読んでいると大事な所が抜けてたり、あんまりきちんと訳されていなかったりする。
中には字幕が全くなかったりするのある。頑張って同時通訳を試みたら、最後にZiggyが泣いた。いや、私が頑張ってる様子を見てではなく、英語の成績がいつも「2」だった私の通訳で、映画に感動したのだ。私はそれに感動したよ。まあ、同時通訳する前に3度ほど、その映画を見ていてよく内容を把握してたからってのもあるけど。

そのジギーを泣かした映画がこれ↓
嫌われ松子の一生 通常版
/ アミューズソフトエンタテインメント
スコア選択: ★★★★

まあ、とても有名だけど、思ってたよりすごく良かった。まだ見ていない人は是非に。そしてDVDには音声特典で監督、スタッフのコメントのみでの映画再生がついているのだが、それがちょっと余分かも。でも余分と言ってみた物の、映画の中のかくれたこだわりもわかるので、面白くもある。ディズニーランドで隠れミッキーを探すのが好きな人には、その特典も見る事をおすすめしますわ。


女囚701号 さそり
/ 東映ビデオ
スコア選択: ★★

まず、タイトル読めない。しかもジギーは最初、ローマ字でタイトル見せるもんだから、何がなんだか全くわからなかった。内容は激しいし、なんか古くさく、そして新しい。うまく説明できないけど、気になる人は見てみて。でも、これは監督の初作品なので、そんな感じも見て取れます。ここまで全裸を見せ続けられると、なんだか恥も照れも、みんななくなるわ。


TAKESHIS'
/ バンダイビジュアル
スコア選択: ★★

わからなかった。わからなかった。たけし曰く「100人の評論家が見て、7人しか分からない映画」とも言ってる。100回くらい見たらわかるかな。


そして、DVDもビデオも調べても出てこなかったのが「行け行け二度目の処女」
ピンク映画の監督として有名な若松孝二の作品。1時間強の映画中のほとんどが屋上。お金はかかっていないが、最後にストレートだけど不思議に強い社会へのメッセージを残している感じがする。でもこの監督めちゃくちゃな人だよ。詳しく知りたい人は若松孝二をクリック。


そして最後に、これは暴力映画でもピンク映画でもないのだが、オランダに唯一ある日本の本屋とレンタルビデオ屋=日本屋。。。に行ったら、あったのでつい借りてしまった。
THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション
/ 東宝
スコア選択: ★★*

オンリー・ミー―私だけを
三谷 幸喜 / / 幻冬舎
スコア選択: ★★★★
映画より、こちらの本の方が実はおすすめ。くだらないけど、なんだかな〜って気分の時に読むと元気になれる。


そして忘れてはならないのは、黒澤明監督作品。
私の一番のおすすめは
生きる
/ 東宝
スコア選択: ★★★★★

そして、撮影当時、あまりの激しいシーンと役者魂とで、実際にキャストが骨を折るなどしてまだ、すごい迫力を出した↓もおすすめよ。
七人の侍
/ 東宝ビデオ
スコア選択: ★★★★
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by de_hond | 2007-08-04 22:24 | 映画


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